Leave A Tender Moment Alone

風の吹くまま 気の向くまま

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港かなえ 『絶唱』

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「悲しみしかないと、思っていた。でも。死は悲しむべきものじゃない――南の島の、その人は言った。心を取り戻すために、約束を果たすために、逃げ出すために。忘れられないあの日のために。別れを受け止めるために――。死」に打ちのめされ、自分を見失いかけていた。そんな彼女たちが秘密を抱えたまま辿りついた場所は、太平洋に浮かぶ島。そこで生まれたそれぞれの「希望」のかたちとは? 〝喪失〞から、物語は生まれる――。 」

「楽園」
「約束」
「太陽」
「絶唱」
連作短編になってますが、「約束」の後の「楽園」という時間軸です

タイトルの「絶唱」だけだと、いつもの湊かなえなのかな?と思い、「楽園」も哀しい設定の話なんだけど、全体では湊かなえらしくなく、以前読んだ『山女日記』のような小説で面白かったし、私小説???と思わせられるような感じも珍しいという印象

「約束」のようなお話は、大人になって振り返れば…という、若い頃に言われて何気に縛られていたり、ずっと心に蟠っていたり、引きずっていたり、というような、好きな人や大人に言われた事や教えられた(と思っていた)事が実は私の事を想ってじゃなかったンだな、私の為にはなってなかったンだなと分かるお話で、すごく印象的

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