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三崎亜記 『鼓笛隊の襲来』

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『赤道上に発生した戦後最大規模の鼓笛隊が、勢力を拡大しながら列島に上陸する。直撃を恐れた住民は次々と避難を開始するが、「わたし」は義母とともに自宅で一夜を過ごすことにした。やがて響き始めたのは、心の奥底まで揺らす悪夢のような行進曲で…(『鼓笛隊の襲来』)。ふと紛れ込んだ不条理が、見慣れたはずの日常を鮮やかに塗り変えていく。著者の奇想が冴えわたる、驚異の傑作短編集。 』

「鼓笛隊の襲来」「彼女の痕跡展」「覆面社員」「象さんすべり台のある街」「突起型選択装置」「欠陥住宅」「遠距離・恋愛」「校庭」「同じ夜空を見上げて」の9編

本当に、三崎亜記って、あり得ないシチュエーションで面白いお話を書く人だなぁ~と思います
表題作の「鼓笛隊の襲来」では、どんな風に襲来するのかと思ったら、台風のようでした
『鼓笛隊は、通常であれば偏西風の影響で東へと向きを変え、次第に勢力を弱めながらマーチングバンドへと転じるはずであった。』という、本当に上手に台風=鼓笛隊になってて、お話が進んでいきます

「彼女の痕跡展」も、なんだか色々と思い出させてくれるようなお話
好きなのは表題作と「象さんすべり台のある街」と「同じ夜空を見上げて」かな
ちょっと怖いのは「校庭」

この短編集は、三崎亜記らしさがギュギュっと詰まってると思います



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