Leave A Tender Moment Alone

風の吹くまま 気の向くまま

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道尾秀介 『貘の檻』

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「かつて父親が犯した殺人。その真相を探る私を次々に襲う異様な出来事。誰が誰を殺したのか。真実は悪夢の中ある─幻惑の極致にいざなう待望の超本格ミステリー」

「ゆうべの夢は獏にあげます」という、悪夢の描写が所々に差し挟まれているのが、私はどうも苦手でした
子供の頃の悪夢を引きずって、現在の生活にまで色濃く影響を及ぼすようになり、仕事も家庭も立ち行かなくなり、逃げて来た生まれ故郷、原点に帰ると、更に事件が起こるというお話

穴堰という水路の話を読んだ時、昔の人は手彫りで地下水路を通すなんて、本当に凄いなぁ~と感心しきり
昔の稲作に対する熱は、年貢制度の為に熱くならざるを得なかったンだろうけど、それでも、各地に残されている水路を見ると、どれだけ水を引き、稲作を安定させるかが百姓やお役人にとっても大事だったのか分かるので、そういう遺跡を観るのは好きです

閑話休題
お話に出てくる穴堰を造る際に開けられた息抜き穴、そして、龍の様にクネクネした水路を水源から水が駆け下り、息抜き穴から押し出される音がする描写は、なかなかドキドキ良かったです
みんなが少しずつ勘違いをして、それも誰かと思いやったの勘違いで、掛け違えていく恨みや殺意には、あんまり共感出来なかったですね
穴堰を使った最後は良かったかな


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