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道尾秀介 『鬼の跫音』

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『刑務所で作られた椅子に奇妙な文章が彫られていた。家族を惨殺した猟奇殺人犯が残した不可解な単語は哀しい事件の真相を示しており…(「〓(ケモノ)」)。同級生のひどい攻撃に怯えて毎日を送る僕は、ある女の人と出会う。彼女が持つ、何でも中に入れられる不思議なキャンバス。僕はその中に恐怖心を取って欲しいと頼むが…(「悪意の顔」)。心の「鬼」に捕らわれた男女が迎える予想外の終局とは。驚愕必至の衝撃作。 』

「鈴虫」「ケモノ」「よいぎつね」「箱詰めの文字」「冬の鬼」「悪意の顔」の6編。
本の題名『鬼の跫音』というお話はなくて、全体的にヒタヒタと鬼が忍び寄ってくるような怖さのある短編集って感じなのかな

「鈴虫」「ケモノ」が面白かったです
鈴虫を飼った事がないし、飼ってる人もいなかったので、メスがオスを「喰う」なんて知りませんでした
愛する人を守ろうとした気持ちで犯した罪が、時間をかけて発酵したようなラストが面白かったし、椅子に彫られた文字を見つけて、導かれるように辿って行く主人公が知った悲しく壮絶な真実

道尾秀介の他の作品も読んでみたいと思います




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