Leave A Tender Moment Alone

風の吹くまま 気の向くまま

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

PageTop

乙一

20129721.jpg
「あとがき、あるいは『箱庭図書館』ができるまで」から
ーこの本に収録されいる作品は、集英社WEB文芸RENZABUROの企画オツイチ小説再生工場から産まれました。読者の方にボツ原稿を送ってもらって、それを僕が自由にリメイクさせてもらうという企画でした。僕は小説のアイデアがなかなか思いつかない人間なのです。だからアイデアを読者に募ってみましょう、そうしたら仕事します、小説書けます、という話を編集者にしたところ、このような企画がスタートとしたという訳です。何か小説の核となるものが一つでもあれば、それを足がかりに物語は広げられるものなんですー


「小説家のつくり方」「コンビニ日和!」「青春絶縁体」「ワンダーランド」「王国の旗」「ホワイトステップ」

私が好きだった「青春絶縁体」から
「僕のクラスは、いやそれは嘘だろ、というぐらいフレンドリーな雰囲気で、だけど社交性皆無の僕は、みんなが笑顔で話している中、1人で席に座っているのだった。のけ者にされている訳ではなく、ただ僕が人見知りをして、未だに休み時間に話せるような友人がいないためだ。クラスは良い雰囲気なんだけど、そうやって自分が孤立する事によって、その雰囲気を壊しているみたいでいたたまれなかった。自意識過剰気味なのは分かっている。クラスメイト達が笑い合っているだけなのに、心の中に住みついているブタのようなジイシキさんが、嗤われているブヒー!と叫ぶのだった。

多かれ少なかれ、学生時代は強烈な自意識をみんな持っているモノ
こういう、学生時代の雰囲気が懐かしい

1編1編は違うアイデアから産まれたお話なのに、異常な読書好きの姉と、強烈な自意識を持っていて人に物語を読んでもらう事で自分に喜びを見出そうとする弟とが、全編に出て来るので連作の様な短編集になっているのも面白いところ

ちょっと風変わりな異常な読書好きの姉が、そのまま受け入れられてるのが羨ましいなぁ



PageTop

コメント


管理者にだけ表示を許可する
 

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。