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帚木蓬生 『インターセックス』

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「生殖と移植では、神の手を持つ名医と評判の岸川卓也院長が率いる、贅沢な施設と高度な医療を誇るサンビーチ病院。泌尿婦人科医の秋野翔子は岸川に請われてこの病院に勤務することになった。そこでは性同一性障害やインターセックスの患者たちへの性転換手術やさまざまな治療が行われていた。翔子は、人は男女である前に人間だと主張し、人知れず悩み、絶望の淵にいた患者達のために奔走する。やがて翔子は、彼女に理解を示す岸川の周辺に不可解な変死が続いていることに気づく…。神が創り出した少数派の人間たちの魂の叫び、身体と魂の尊厳。医学の錯誤を見据える世界初テーマに挑む、衝撃と感動のサスペンス大作。」

調度、オリンピックが開催中で、この本に出てくるインターセックスの人がメダルを獲得した後、セックスチェックで問題になった事があったなぁ~というのを思い出しました

「インターセックスとは、文字通り男性と女性の中間に位置するさまざまな性を意味します。人間の性は原始の時代から、男と女の二つに分類されてきました。宗教の世界でもこの二分法は変わらず、旧約聖書ではアダムとイブから人間の歴史が始まっています。しかし、男と女に二部刷る方法は、全くの観念的なもので、自然界の現実を反映していないのです。」

そして、性染色体がXXかXYのどちらにも属さない例で、XO、XXX、XXY、XXYY、XYYなどがあり、他にもAISというアンドロゲン不感受性症候群(このアンドロゲンにより男性化が促される)で、染色体はXYなのに外見上は女性のようになったり、反対にCAHという先天性副腎過形成により(アンドロゲンが過剰に生産される)染色体はXXなのに外見が男性化してしまう

男性と女性の両方を持つ真性の半陰陽という状態もあるけれど、大抵の場合は、上記の状態では外見上だけで性別が決められ、そのまま育てられてしまう事が往々にしてあり、成長と共に判明して苦しむ事になるので、出産時の見極めと、本人と両親家族を含めて継続的に診ていく診療科が必要だと考えて、主人公に女医をあて書いてあるンですが、多分、精神科医である帚木蓬生も必要な科だと思っているのかもしれないなぁ~と

「こうしたインターセックスの発現率は、幅広い見方をすると100人に1.5人の割で生まれす。」とあって、意外な高い確率なんだとビックリします
そう珍しい事ではないのかもしれないけど、やはり微妙な事だけに周りには分からないようにしているのかもしれませんね…
心と体を統一するかどうか、その難しさを含めて、本当に苦しみや困難が多いンだという事がよく分かるので、読んでみて欲しいと思います
サスペンスとしても面白かったです




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コメント


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帚木さんの小説『インターセ◯クス』に出てくる「5つの性別論」は、当事者ではなく、フェミニストのファウスト-スターリングが言ったことですが、当事者や支援者から批判を受けて、「ただの冗談だった」と撤回したものだそうですよ。 http://j.mp/gPvFKU

詳しくはこちら https://twitter.com/DSD_info

naimu | URL | 2012年11月28日(Wed)12:08 [EDIT]


Re: タイトルなし

情報どうもアリガトウございました

こういうマイノリティーな方々の、特に性に関する部分ってなかなか表に出て来ないので、知らない事ばかりです
色んな人がいるという事が昔よりは受け入れられる世の中になってはきたかな
とは思いますが…

naimu へ | URL | 2012年11月28日(Wed)18:54 [EDIT]


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