Leave A Tender Moment Alone

風の吹くまま 気の向くまま

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村山由佳 『放蕩記』

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「離婚暦のある作家、夏帆(38歳)と、専業主婦の母・美紀子(78歳)。強烈すぎる母親の恐怖と呪縛から逃れるようにもがき続けてきた夏帆に、母を赦せる日は訪れるのか――。」

作家自身が長年抱えてきた、実の母親への複雑な思いと葛藤を書いたという半自叙伝的小説

すっごく気になって、でも、読むとドンときそうで…
ようやく読んでみたら、やっぱり強烈なお話で、暫く更新する気にも起きなかったくらい、ちょっと活字から離れたくなってしまって、散歩したり甘いモノ食べたり

実の親との葛藤、深い溝がある人って、その後の人生に結構大きな影響があるンじゃないかなぁ~と思いますね
親の呪縛というモノから、なかなか抜け出せなくって、もがいたり回り道したり

最後に素晴らしい救いがあります!ってあったけど、素晴らしいのかな???と
私が思ったのは、もっと早く、お兄ちゃんなり身内が「愛されていなかった」と認めてあげていれば違ったのに、遅いよ!と
親は子供の為を思って、というのが、どうしても子供本人も周りも前提にあるので、まさか子供がライバルだったり、八つ当たりの対象だったり、感情の捌け口だったりとは思わないし、思いたくない、だけど、そういう事もあるンだと
思春期に入り、自立していく時期に、そう認めてあげる存在が身近にいたら、救われたンじゃないかなぁ~と思ったンだけど…
やっぱり、色々葛藤があったとしても、母親から何時までも何時でも「私の自慢の娘」と言って欲しかったンだろうなぁ~


親だから子供だから、で我慢してきた作者の歪みが、徐々に解されていく過程は、良かったです
お互いが年を経て、大人になって、距離が出来て、大事な人が出来て、そうしてようやく…という感じ

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