Leave A Tender Moment Alone

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さだまさし 『アントキノイノチ』

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「21歳の杏平は、ある同級生の「悪意」をきっかけに、二度その男を殺しかけ、高校を3年で中退して以来、うまく他人とかかわることができなくなっていた。父親の口利きで、遺品整理業“CO‐OPERS”の見習い社員になった杏平の心は、亡くなった方とご遺族のため、汚れ仕事も厭わず汗を流す会社の先輩達、そして同い年の明るいゆきちゃんと過ごすことで、少しずつほぐれてゆく。けれど、ある日ゆきちゃんの壮絶な過去を知り…。生きることの重さを知るほど、生命は大切で重くなる。爽やかな涙が流れる、感動の書き下ろし長篇小説。 」

面白かったです

最初は、ずい分と重いお話だと思って読んでいたのですが…
ある同級生の悪意って表現されているけど、自分の思うように人を動かしたい為に、誰かを悪く言う、しかも悪口に聞こえないように周到に、自分はそう思ってないけど皆がこう言っていたとか、誰かがこんな事を言ってたとか、その人の居ないトコで上手に批判して、段々と周辺にイメージを植え付け孤立させ追い詰めていく
実際、こういう経験って多かれ少なかれあったりすると思うし、それが狭い関係性の中で、じわじわとやられると堪ったものではないなぁ~と

何故、『アントキノイノチ』なのか、そして、最後に相手に掛ける言葉として「元気ですかー!」に繋がっていくこの「アントキノイノチ」という題名が笑えました

ちょっと宮部みゆきの短編集『人質カノン』の中の「過ぎたこと」を思い出しました

人から受けた意地悪を癒してくれるのも、また人であるという事
我慢する必要はなく、その場所から、その人から離れてしまえれば、段々と過去になっていくのだから、早まってはいけないンだという事が分かるので、学校図書に入れたらいいかも

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