「引越してきたアパートで、最初に出会ったのはクロネコ。次が悪魔めいた長身の美青年。初対面だというのに、彼はいきなり、一緒に本屋を襲わないかと持ち掛けてきた。彼の標的は━たった一部の広辞苑。僕は訪問販売の口車に乗せられ、危うく数十万の教材をかいそうになった実績を持っているが、書店強盗は訪問販売とは訳が違う。しかし決行の夜、あろうことか僕はモデルガンを持って、書店の裏口に立ってしまったのだ!四散した断片が描き出す物語の全体像は?注目の気鋭による清冽なミステリ。」
現在と2年前のそれぞれ違う主人公が語るお話が交互に書かれています
読み進むうちに、どうも片方の主人公が不穏な状況に陥って、死んでしまうンだろうなぁ…という感じがしてきて、おいおい、もっと何とかしたらどうなの?!ってモヤモヤしてしまいました
最後の方は、途中で読み止められず久し振りに夜遅くまでかかって、読んでしまいました
映画も観てみようかなぁ…
主演が濱田岳というのだけ知ってるけど、ハマり役のような気がするから
どうして『アヒルと鴨とコインロッカー』なんだろうというのが、ちゃんと分かるのが良かったな
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