ナツイチミツバチ今度はサングラスミツバチをゲット!
桐野夏生 『I'm sorry ,mama』
児童福祉施設の保育士だった女性が自宅アパートで25歳年下の夫と焼死するトコから物語が始まります
その背景に浮かび上がる「アイ子」という女性の悪行の数々から、次第に明らかになる過去
最後はどうオチをつけるのかなぁ?と読み進んでいったような感じだったから、ちょっと最後は物足りなかったですね
出生にどれだけ拘るかというのは、個人差が大きいとは思うけど、こうして明らかにされた重い出生の秘密っていうのは墓場まで持っていかないといけないのかも
最近よく読んでます
読書の秋じゃなくて、読書の夏してますね
一昨日から読み始めた『嫌われ松子の一生』は、下巻に入り一気に加速しました
今頃?の感はありますが…
映画化された時、主役が好きな女優ではなかったのもあるけど、1人の女性の転落する人生のお話なんて読んでも楽しそうじゃないと思ってました
だけど、下巻に入ってからは面白かったですね
どうして、こうも悪い事ばかりと思うンですけど、この主人公は親の言うように思うようにする優等生的な受身の女性で、相手によって押し切られたり流されたりしていく…
波乱万丈だけど、見事なくらい典型的な転落の仕方のお話
最後になって、もう1人の主人公である青年と恋人との関係や裁判所でのシーンは良かったな
平穏ですか?
波乱万丈は疲れます
集英社文庫の『ナツイチフェア』が始まりましたね
この時期になると、古典からエッセイまで幅広い範囲の様々な文庫が、各出版社からキャンペーンとして帯付きで並びますけど、これって夏の課題図書の意味合いもあるでしょうか?
去年、たまたま集英社の文庫を買うと、『ナツイチフェア』でミツバチのキーホルダープレゼント〜!で、それが意外に可愛かったンですよ
でも、フェアだから色々買ってキーホルダーを貰おうと思っても、もう大抵気になるモノは読んでるンですよね〜しかももう残り僅かだったので、次に行った時にはなくて残念でした
そして、今年も『ナツイチフェア』はミツバチのキーホルダープレゼント☆彡
という訳で、なんとか1冊エッセイを買って、今年のナツイチミツバチをゲットしました

片手にソフトクリームを持ってます
よぉく見ると、口の周りが白くなってて、ソフトクリームが付いちゃってる細やかさです おぉ
去年のナツイチミツバチとツーショット

去年のは、ただ文庫本を持ってニッコリしてるだけです
今年のに比べて、やや小さいですね
なかなか可愛いナツイチミツバチ
ちょっと放置してました…
事件発生から判決までの出来事を書いてある『風紋』から数年後のお話です
ん〜
最後が、どうなんでしょうねぇ… こんな終わり方しかなかったのかもしれませんが、ちょっと違うかなぁ
というか、違う終わり方を期待していたというか、物足りなかったです
まぁ、関係ないのかもしれないけど、結局、『風紋』から続けて凶器は分からず仕舞いだったし、加害者側は中途半端な人達ばかりでスッキリしないまま、救われないまま終わってしまいました
被害者側も事件後から大きく家庭環境が変化しているけど、『風紋』の時からモヤモヤしていた家族に対する主人公の吐き出した言葉、投げつけたい言葉をようやく出せたのはスッキリだったかな
1番下の何も言えなかった次女が、最初から引っかかっていた事を相手にぶつけられるくらい大人になった事と、理解してくれる相手を見つけられたのが救いではあったけど…
どうして、子供の前に姿を出すかなぁ……
まぁ、そういう中途半端で弱い人間だからって事なのかもしれないけど、我が子の成長を見たくても自分が見られたり、ましてや話をするなんて駄目
隠すンなら隠し通す
バレそうになったのなら、潔く話してしまう
中途半端が1番いけない
これを読むために、2冊の長編を読んで助走をつけてみました
お友達から借りていた乃南アサ 『風紋』上下巻

いや〜2日半かかりました〜
初めに殺人事件が起こり、それによる周囲への影響その後のお話
普通に暮らしていれば、殺人などという特殊な事は起こらないというセリフが何度も出てきます
確かに、普通に暮らしていれば、そうだろうな〜とは思うけど、通り魔事件などもあるから、普通にしてても巻き込まれないとは限らないからコワイですね
事件が起きたら、残された被害者側にも加害者側にも、多分こういう事が起きるンだろうな
そして、こういう事を言う人いるンだろうな〜というような場面があり、それでも生活を続けていく過程があり、裁判が続いて、判決で一区切りがあって、その後のお話までが書いてあります
なかなか面白かったですね
最後まで引っ張った部分が、結局、何だったの?と物足りなさを感じたのが残念だったです
タイトルになってる風紋の意味を考えれば、事件そのものよりも、事件によって起きた事を書くというので敢えて明確にしなかったのかな?とも思ったけど、どうなんでしょうね
久しぶりに長編を読んだ勢いで、前々から気になっていた垣根涼介『午前3時のルースター』を読む事に

新聞で何回か垣根涼介の記事を見て、九州出身というトコとインタビューの語り口が面白かったので、有名らしいデビュー作『午前3時のルースター』を読んでみるかな〜と近所のブックオフに行ったら調度あってラッキー
余り自分で作家の開拓をしないので、こういう風に本を選ぶのは私にとっては珍しく、当たり外れがあっても¥300なら「まぁ、いいか〜」って気になれます
で、感想は、なかなか面白かったです!
てか、少年から青年にあるくらいの男の子ってイイですね
独立していく過程が、とても興味深いな〜と思います
馳星周も会話が多いので、サクサクと読んでいけるのですが、こちらも会話が多いかな
それよりも、車やバイクなどの物に関しての拘りを感じる部分が多くて、そういうトコに重きを置いてる感じ、持ち物である程度人柄が分かるというような感じを受けました
また、他の垣根涼介作品を読んでみたいと思います

短編しか読めなくなってて…
あれから数年経ち、そろそろ読んでみたいな〜と思ってはいても、やっぱりなかなか手につかないな〜って感じで、結局一緒にお引越しまでしたお友達から借りっ放しになってる本もあり…
活字的には、こうしてブログで満足出来てる部分もあるけど、やっぱり長編にどっぷり浸かってみたいという欲求も出てきた時、近くにブックオフが出来たので覗いてみたら、発見!
馳星周 『雪月夜』 なんと¥100
この人の話って、ガーッと勢いで進んでいく感じがあるので、これなら一気に読めるかも
¥100ならお試し価格だ〜と思って購入してみました
『不夜城』は確かに面白くて、それから何冊かは読んだけど、正直ちょっと飽きちゃった感あったので、馳星周を読むのは久しぶり
そして、誰も信じられず、誰もいなくなり、救いようのないという何時ものお話
ただ、根室の人は、どんな気持ちだろう?というのが感想ですね
でも、勢いをつけるにはヨカッタです
久しぶりの読書です
ずーーーっと前に買うだけ買って読まずに放置していたのは、奥田英朗 『空中ブランコ』

ちょっとというか、かなり風変わりな精神科医の伊良部と患者のお話で、直木賞受賞作品です
前作の『イン・ザ・プール』も面白かったので、きっと面白いだろうなぁ〜と思いつつ、なかなか読んでませんでした
感想は、前作に比べると物足りなかったです
でも、「養父のヅラ」は面白かったですね〜そんなうまくいくワケない!と思うけど、いよいよ行動に移してから転倒までは映像的で面白かったです
肩の力が入らないモノばかり読んでる気がしますね
実は、同じ奥田英朗の『サウスバウンド』も放置中だったり… う〜む